2010年1月14日 (木)

ユーミンにアゲアゲ?

 今日たまたまNHKの番宣を見ていたら、BS2で今週土曜の夜に放送されるMASTER TAPEという番組で、ユーミンのデビューアルバム”ひこうき雲”の当時を語る番組があるそうで、その番宣を見たら無性に「ひこうき雲」が聞きたくなりました。

 「ひこうき雲」がリリースされたのは私の生まれた年である1973年だそうです。聞いたことがあるような、今回初めて聞いたような漠然としたモノでしたが、なんとなく縁も感じます。そして私がこの曲を初めて聞いたのは小学校3年生、9歳のときでした。学校行事の一つである音楽会で一つ上の学年の4年生のあるクラスがこれを合唱で歌ったのでした。その当時私は一学年6クラスあるマンモス校にいたのでそれぞれのクラスが合唱または合奏、オペレッタを発表する音楽会は2学年ずつ行われるものでした。直感的にこれは教科書に載るような児童唱歌ではないと子供ながらに思いました。えらく感動したのです。そして5年生になってから自ら担任と音楽の先生にこの曲を歌いたいと直談判に行ったところ、却下されました。歌謡曲だからという理由でした。ではどうしてあのクラスは歌えたのでしょう??と考えたときに、あの曲を歌わせたかったのはあの若い男の担任で、その力が大きかったと子供ながらに悟ったのです。子供がやる気でも意図に合わないと却下されると悟ったのでした。

 久々に「ひこうき雲」を聞こうと思いましたが、もうLP版も持っていないし、カセットはあってもデッキがないという現状です。今日のところはあきらめて、家にあるユーミンのベストアルバム『NEUE MUSIK』(ノイエ・ムジーク)を出して聞いてみました。そういえばいつ買ったんだったっけなーなんて思いながら。2枚組ですが、とくにディスク1が好きで、はじめは『守ってあげたい』が入ってます。角川映画『ねらわれた学園』に使われていて(当時薬師丸ひろ子ファンでした)、私が小学2年生ころはじめてお金を出して買ったドーナッツ盤がこれでした。B面に”あなたを忘れてからもう何年がたちますかー”という大人びた歌詞の曲が入っていました。

 それにしてもこの『ノイエ・ムジーク』。 『守ってあげたい』から始まって『恋人はサンタクロース』『BLIZZARD』『サーフ天国、スキー天国』『ダイアモンドダストが消えぬまに』と行っちゃうんですから、青春を思い出さずにいられません。その曲が歌われていた当時はいいところ中学生ぐらいだったので全部CDでそろえられずに、ほとんどがアルバムをテープにして聞いていたころでしたが、こんな冬のベストを自分で作ったことが思い出されます。自分で笑えるのが『BLIZZARD』を歌っていると不思議とパラレルの格好をして腕を振ってしまう私がいます。(そんなにうまく滑れたわけではないのですが)高校生の卒業旅行第一弾で行った斑尾高原をやけに思いだします。『サーフ天国、スキー天国』では♪つれてゆこうかこれから スキー(サーフ)天国へ〜♪と言われると、”もう つれてって〜”と言いたくなりますhappy01

 このアルバムの中の『SWEET DREAMS』『ノーサイド』を大人になって改めて聞くと、歌詞の深さにやけに感動したりします。

 たぶん私よりもぜんぜん若い20代の子が歌っていたら、いい曲だなってくらいなんでしょうが、いま50代のユーミンがその当時はいくつかわかりませんが、歌っていたというのが妙にこの30代の私には安心感があり、いいのです。そしてどの曲を聞いてもそらで歌える。私にとってはアゲアゲです。

201001142049000  ユーミンの曲を聞いて、青春のころを思い出して、ちょうど読もうと思っている本が山田詠美さんの『学問』で。どちらも中高校時代に大きく影響を受けたなーと思っていたところです。山田詠美さんがその当時雑誌『Olive』で連載していた『放課後の音符(キーノート)』(文庫になってますが)はやたらかっこいい高校生が出ていて、香水やカクテルについてはじめて意識し始めるきっかけになった本だった記憶があります。

 あー、なんだか今日はほろ酔いで、懐かしい思い出を語り過ぎてしまいました。


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2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます。

 光陰矢のごとし。まさにそんな言葉が頭に浮かびます。あっという間に1年が過ぎていきます。

 毎年の年末年始に書いているブログを読み返して、そういえばそんなことを考えていたなと思ったりしていました。

 昨年末あっという間にクリスマスが過ぎて、毎年恒例の『クリスマスの約束2009』を深夜に見て、今年は特に感動して、いいクリスマスだったーとクリスマスの最後に思って眠りにつきました。それからあっという間に歳末に気分は変わり、いつもしないようなところまで掃除してやっと終わったと一息ついたころ、新年を迎えました。

 昨年末に考えた、スクラップブックはいまだに細々とやってます。物を減らすのはいまだできていない私です。今年は明確な抱負はありませんが、仕事もスタートするので、”太らない!”ということに気をつけながら、過ごしたいと思います。(われながらこんなことしか無いのかと、ちょっと唖然)

 願わくば、去年よりも少し精神的に自由に生きられるように、細かいことにはこだわらず、一番大事なことだけを押さえて、おおらかに過ごしたいと思います。

 また今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 今日の元旦はたまたま通りかかった最寄りのスタバで福袋を買った後に、初詣に行こうと車で通ったんですが、あまりの長蛇の列に(年々列が長くなる気がしますが)あらためて別の日に行くことにしました。

201001011258000  思いがけずスタバの福袋を買いましたが、3000円の割にはお得感がありました。スタバの布袋に、2段のランチボックス、ミニのフリースひざかけ、トールサイズのタンブラー、ドリンクチケット付きのグリーティングカード2枚、豆70g3種類。家族は5000円のを買いましたが、それには電気式メーカーやボダムの圧縮式メーカーと250gの正規の豆3種類etcなど、必要な人であればお得ですね。私はコーヒーはメーカーではいれないので3000円の方で正解でした。

 最近、近くの自家焙煎の、よくしゃべるおじさんにいるお店のコーヒー豆にハマっているのでスタバで買うことが少なくなっていたんですが、月に600gぐらいは最低でも使うので、豆はいくらあっても困らないのでこれはお得でしたよ。

 服の福袋には懲りてしまいましたが、こういう福袋ならまた買いたいなって思いました。

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2009年12月23日 (水)

クリスマスを前に・・・

 ご無沙汰しっぱなし、すみません。高熱の次はノロウィルスにかかり(もちろん私も)、活動的になれない日々を過ごしてました。

001_3   気がつけば、今年もあとわずか、もうまもなくクリスマスです。昨日、BS2でやっていた『NOEL』という映画を見ました。何の気なしに見ていたのですが、心にグッとくる映画でした。甘いだけのハッピーなクリスマスというよりもあんな素敵なニューヨークにもクリスマスをあまり嬉しいとは思わずに少し寂しく迎えてる人もいるんだと少しホッとしたり、せつなくなったり。でも心が温まる私の好きな映画でした。愛しているから美しい婚約者に嫉妬をしてしまう男。その男の前世が自分の妻だったという男。記憶を失ってしまったの母の介護を10年していて、一人になってしまった女。婚約者の嫉妬に耐えられないとクリスマスに家を飛び出した女など。

 こんな映画を見ると、クリスマスを前に愛って、何なんだろうと漠然と思います。今年はあまり本を読まなかった私ですが、先日読んだ井上荒野さん(今年の私の読書の成果は彼女の本に出会えたことでもあります。)の『誰よりも美しい妻』では、人を愛し始める時、人は自由でのびのびと人生を謳歌しているのに、ひとたび人を深く愛し始めると不自由になってしまうというようなことが書いてありました。そんなこともふと頭をよぎったのでした。

 昨日、ちょうど大学の自転車部のOG会報告が送られてきて、『自転車生活』という雑誌(私はその雑誌を全く知りませんでしたが)の表紙に写るずいぶん後輩の彼女の姿をみて、私もそのぐらいの年だったころのイベントのようなクリスマスをふと思い出したのでした。懐かしいなーと。でもその頃はその頃で不自由な自分であった気がします。今はだんだんと自由になりつつある私でした。

 私はクリスマスソングの中で『Have Yourself a Merry Little Christmas』が一番好きですが、その歌詞の中にも”かけがえのない友にはいつかめぐり合える”というようなことが書いてあります。他にも素敵な歌詞がちりばめられているのですが・・・。クリスマスにはいつもその曲を聴いて、つい愛について、そして愛する人たちについて考えてしまう私です。

 皆さんはクリスマスを前に何を考えるのでしょう。

 

 追伸:カナダからクリスマスカードを送ってくれた親愛なるしばぶねさん、とても嬉しかった。ありがとう。

 

 

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2009年11月20日 (金)

NO BOOK, NO LIFE

200911202010000  ブログ更新が滞ってしまって、申し訳ありません。10月は気忙しいという言葉がふさわしいほど、気持ちに余裕がなくて、ブログ更新ができずにいました。

 ふと自分の生活を振り返り、仕事に復帰しようと思った晩夏から、あっという間に話が決まり、決まったと思うと保育園を調べて申し込みをしなければいけない時期になり、なんだかばたばたしていました。本当はそれほど忙しくないのに、考えることが多くまさに気忙しいという日々でした。

 日本には”3歳神話”というものがあり、すごく悩みました。だんだんと言葉を発し、可愛くなっていく子供を前に、仕事をすることや、40度の熱をたまたま出したので、こんな子供を置いて、ほんとうに私は仕事をできるのだろうかとか、すごく考えることが多かったです。

 それに、この不況。もしかしたら、口約束みたいな内定もダメになってしまうこともあるかもしれないし…。ブログに書くこともどうなのかと…。でも今はダメになったらそれはそれで、そういう運命だったと思うし、それはそれでまた違う機会を与えられたと思えばいいやと思うようになりました。

 とは言っても、日本という国は先進国といっても女性が働きずらい国だと思います。当たり前のように女性が働く国だってたくさんあるのに、働くこと自体に悩むって、もう21世紀なのに…。制度が遅れていることはもとより、女性自身や男性の考え方がやっぱり古風なんだと思います。考え方が変わることのほうが、男女雇用機会均等には大事なんだと思うし、私としては小さいときからの教育が一番の根幹なんだと思います。

 本題に入りますが、そんな気忙しい日々で、ライフワークである読書を全くこの2カ月程しなかったんです。最近やっと、実は今更ながら読みかけだった三島由紀夫の『金閣寺』を読み始めて、今日図書館で井上荒野さんの本を2冊借りました。(画像あり)

 井上荒野さんの本で『誰よりも美しい妻』を今読んでますが、なんだかため息が出るほど、艶っぽい夫婦が描かれていて、あまりの現実の差にため息が出ます。

 それにしても艶っぽい生活はないにしても、読書という潤いがない生活もまさに"NO BOOK,NO LIFE"といえるくらい、潤いがなく空虚です。読書の時間を持てたことは、やっと自分の時間と潤いが取り戻せた気がします。

 

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2009年11月15日 (日)

自家製 いくらの醤油漬け

 ご無沙汰していたにも関わらず、自家製いくらの醤油漬けというブログで始まるのはどうなのかと思いますが、お許しくださいね。

 10月はなんだか忙しかった。11月に入って、そろそろゆっくりできるかなと思いきや、子供がずっと軽く風邪をひいていたのでもうこれ以上ひどくならないだろうと勝手に思っていたら、高熱。びっくりして緊急の病院に行ったり、その後も病院に行って、1週間監禁状態。さらに今週の1週間も用心のため外には出られない模様。さらに先週はガレージに車をぶつけて車を修理に出していて、そういう緊急の時に足がなくて、タクシーを使わざる得なくて、なんだかなって感じです。さらに、アマゾンやイトーヨーカ堂のネットスーパー、ケンコーコムで買い物しまくりというストレスなのか、何なのか悪循環です。

200911131515000  実はこの生筋子もネットスーパーで買って、家ではじめて作ってみました。塩水につけて、粗めの網でイクラをほぐし取って、水、そのあとお酒で粗い、煮切った酒とみりん、醤油で漬けたんですが、イクラの醤油漬けという加工品を買うよりもはるかにお得感がありますよ。家で漬けるとなんとなく安心だし、山盛り食べられて、北海道にでも行ったみたい。なんて思ったりして、お勧めです。

 200911142057000  

 

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2009年10月 8日 (木)

”ウィーンの世紀末展”に行ってきました。

200910081128000  今日は台風で家から出られません。先日、大学時代の友人のchococakeさんと久々に会い、日本橋高島屋で行われている”ウィーン世紀末展”に行ってきました。

 なんといっても、私が好きであるエゴン・シーレが見られるということで、楽しみにしていました。以前オランダに仕事で行ったときにゴッホ美術館の地下のスペースでエゴン・シーレの特別展に遭遇したことがあり、それ以来彼の絵に興味を持っていました。その時の展示の仕方も現代アートとの組み合わせのような感じで、彼の作品とともに人がモデルとなったり、日本ではなかなか見られない展示方法で、大変興味深かったことを覚えています。

 28歳という若さでスペイン風邪で亡くなったエゴン・シーレ。なぜか理由は分かりませんが、とても惹かれます。最近は家にこんな絵を飾ったら素敵だろうなという観点で見てしまうのですが、うちにはまったく似合いませんが(笑)、あんな絵が家にあったら素敵だろうなーなんて思ったりします。ちなみに今回ショップで買った、エゴン・シーレのポストカード集は350円となぜか破格でした。 

 今回の美術展はクリムトも目玉の一つでした。金を使った彼ならではのシックな中に華やかさを感じる絵はクリムトらしい!と素人ながら思ってしまいました。ウィーンには何度か足を運んでいるものの、いまだにベルヴェデール宮の”接吻”さえみていない私。プライベートでウィーンに行くことがあったら、絶対美術と音楽の芸術の旅にしようと心に誓ったのでした。

  絵を見た後は八重洲のPAULに移動。軽くワインでランチしました。久々なので、話すことがいっぱいでした。おいしいパンにワイン、友人との語らい。いい時間でした。

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2009年9月23日 (水)

『1Q84』読みました。

 5連休のシルバーウィークも終わりですね。だいぶ前に読み終わっていたんですが、なんとなく延ばし延ばしになっていた『1Q84』について、書いてみようと思います。

 連休前に読売新聞を読んでいたら、続編をすでに村上氏が執筆中で、来年にも刊行予定という記事が出ていました。たしかに、謎のままの部分が多いし、上・下巻でなく、BOOK1、BOOK2という表記も何か、続編を感じさせるものでしたが、やっぱり!と嬉しい気持ちで読みました。

 今現在、新聞などの書評などもスクラップしたものの読んでいない状態で、さらに他の人も感想も聞いたりしていないので、あくまでも私ならではの視点で書きます。

 今回私はストーリーそのものについてはあまり触れるつもりはなく(これから読む人もたくさんいると思うので)、それよりもストーリーを形成するディティールにとても関心をもったので、そこら辺を書いてみます。

 本というのは出会うべくして、タイミング良く自分のもとに舞い込んでくると私は思っています。自分の心理状況を反映したように、ヒントになる言葉を詰め込んだような本と出会うような気がします。『1Q84』についても、今回とてもそんなことを感じたのでした。

 この本は主人公青豆♀と天吾♂のストーリーが交互に展開されます。二人は29歳同士で、市川の小学校に通っていた10歳のときに、同じクラスに在籍していました。

 青豆は10歳の時以来、ずっと出会うことのない天吾のことを愛し続けています。彼がどんな風な状況で、どんな風貌になっているかさえも知らないのに、じっと10歳の時の記憶のまま、彼を愛し続けています。ぴょっとしたら永遠に巡り合えないのではないかと、友人のあゆみは青豆にたずねます。そんな会話の中の一節にこんな言葉があります。

 <quotation>

「しかし誰かを愛することができれば、それがどんなひどい相手であっても、あっちが自分を好きになってくれなかったとしても、少なくとも人生は地獄ではない。たとえいくぶん薄暗かったとしても」

 そんな風に思える何かがあったら、それは不変だと思うし、もしかしたら何かを信仰したりするのと同じくらい強い何かになるかもしれないと思います。でもそれは相手が人間であるから、実際に会って身近に感じられたら、そんな風に思えないのかもしれない。そんなことを考えました。でも、そんな風に思えたら、本当に少なくとも人生は地獄ではないのかもしれません。

 もう一か所は本文でも太字で表記されているんですが、ちょっと謎の男(BOOK2まででは、謎のまま終わる)新日本学術芸術振興会専務理事という肩書を持つ、牛河という男の言葉。天吾の前に現れて、300万の年間助成金を渡したいと言い出す。そして、断る姿勢の天吾と何回か会話する中で発せられる意味深な言葉。

<quotation>

 私が言いたいのはですね、世の中には知らないままでいた方がいいこともあるってことです。たとえばあなたのお母さんのこともそうだ。真相を知ることはあなたを傷つけます。またいったん真相を知れば、それに対する責任を引き受けないわけにいかなくなる。

 この二つのパラグラフはなんとなく、今の私の中で引っかかる言葉でした。ストーリーそのもの面白さだけでなく、その登場人物たちから発せられる言葉になにか村上氏からのメッセージというか、そういうものを感じられるんですよね。これは『1Q84』に限った事ではありませんが・・・。

 もうひとつ、これはほんとにディティールというか、村上春樹氏らしい、センスの良さというか、登場人物のイメージを膨らませるところでもあるんですが、天吾が週に1回会っている年上のガールフレンド(のちに安田恭子という名前だとわかりますが)が好きだった、バーニー・ビガードのクラリネットについて語る様子が出てくるんですが、こんな風に語れる女性は素敵だなっと思ったのでした。

<quotation>

 LPのB面六曲目の『アトランタ・ブルース』が始まるたびに、彼女はいつも天吾の身体のどこか一部を握り、ビガードが吹くその簡潔にして精妙なソロを絶賛した。そのソロはルイ・アームストロングの歌とソロとのあいだにはさませていた。「ほら、よく聴いて。まず最初に、小さな子供が発するような、はっとする長い叫び声があるの。驚きだか、喜びのほとばしりだか、幸福の訴えだか。それが嬉しい吐息となって、美しい水路をくねりながら進んでいってどこか端正な人知れない場所に、さらりと吸い込まれていくの。ジミー・ヌーンも、シドニー・ベシエも、ピー・ウィーもベニー・グットマンも、みんな優れたクラリネット奏者だけど、こういう精緻な美術工芸品みたいなことはまずできない」

200909222044000  そんな素敵な枕話を書けるのは、村上春樹さんしかいないと思ったのです。そして、唯一持っていて、ずいぶん前に買ったサッチモのCDを取り出してみたところ、そのガールフレンドが話していた、『LOUIS ARMSTRONG plays W.C HANDY』だったのです。その嬉しさったらありません。早速、『アトランタ・ブルース』(CDなのでB面でなく、11曲目でした。)を聴いてみました。そうしたら、本当に小さな子供が発するような、はっとする長い叫び声 があって、あっと思いました。

 ちょっとしたところにも村上春樹さんらしさを感じて、私はこの本をすぐに読み終わってしまうのがなんとなくもったない気がして、この本の途中に2冊ほど別の小説を読み、わざと読む期間を長くしたりしてみたほどです。

 読み終わってしまうと、なんとなく寂しく、あの村上春樹氏の話の世界に戻りたい気がしたし、いつもそうなんですが、いつの間にか主人公である天吾に恋こがれてしまっているのでした。

 ディティールばかりの解説になってしまいましたが、こんなところに私は村上春樹さんの素敵な部分をいつも感じているのです。続編が出る前に読んでおくと、続編が出るまでの期間も待ち遠しく楽しめるかもしれません。

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2009年9月16日 (水)

ドライブは楽し!

 実家から帰ってきました。今回の実家での滞在は楽しかったな~。中学のOB会にも行ったし、大学時代の友人のカオルさん宅にも行ったし、他の友達とも子抜きで会えたし・・・。楽しかった。

 実家に帰るときには自宅から1時間くらいなので、いつも車で行きます。今日みたいな秋晴れで、空がきれいな時にはなおさらドライブも楽しくなります。今回の滞在中にはカオルさんのお宅まで行ったり、浦和の伊勢丹に行ったりetc、いろんなところに車で行きました。うちの車は95年式の古い車ですが、エンジン音が好きで、エンコを心配しつつも、いまだに乗っています。

Bm_s011_f001_m003_1_l  息子は車に乗ると機嫌がいいです。さすがに1時間半以上乗ってると嫌気がさすのか、騒ぎ出しますが・・・。

 今日の自宅への帰りは、天気もいいし、あまりにも風が気持ち良かったので、窓を全開にして走ってました。交差点のところで、右折車と隣同士になり、その車が二人乗りのスマート(smart)で、初老の紳士が乗ってました。子供が生まれる前に、自分用にセカンドカーとして、スマートをぜひ買いたいと思っていたので、いいな~と思いながら見ていました。その車も窓全開で、その車のカーステから聞こえてきたのが、ビゼーの”カルメン”のオペラ。なかなかやるじゃありませんか。初老の紳士、素敵でした。

 私は窓全開にして、たまたまダッシュボードに入っていたビーチボーイズを聞いていたんですが、不思議とうちの息子は”ヘルプ・ミー・ロンダ(Help me Rhonda)”の「エブリバディ、エ、エーブリバディ」の時に手拍子をするんです。私もノリノリで腿をたたきながら、運転するんですが、たまたまネットでヘルプ・ミー・ロンダを調べてたら、村上春樹氏の『ダンス・ダンス・ダンス』で主人公の僕とユキが”ヘルプ・ミー・ロンダ”を歌いながら、ステアリングをたたきながら、車で走るシーンがあるということが書いてあって、『ダンス・ダンス・ダンス』を昔読んだ私ですが、すっかりそんなシーンは覚えてませんが、なんだか嬉しくなりました。たしかに息子が手拍子したくなるように、ステアリングを叩きたくなる曲です。

 大学の卒業のころに免許を取った私ですが、ペーパードライバーなのに異動で営業車に乗るはめになってから約12年、おかげさまで鍛えられて、いまではドライブが楽しいと言えるようになりました。営業車に乗ることになったときには会社を恨みましたが、営業車をボコボコしつつ練習させてもらって、いまは感謝するほど。人間何が契機になるか、わかりませんね。

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2009年9月14日 (月)

ちょっといい話

 実家に帰ってきているうめめだかです。今回の滞在は1週間。いつもは2、3日しかいないので、今回はゆっくりできています。

 今回の1番の目的は中学時代の剣道部のOB会。といっても私たちの学年とその上の学年の先輩だけなので、こじんまりした会でした。わが剣道部は中学生ながら毎年遠征合宿で岩井海岸や山形にいったりしたし、県大会でも上位入賞の強いチームだったので、男子部、女子部とも結構結束が固かったのでした。

 私は中学の部活のOB会には今回初参加。約20年ぶりに会う人も結構いました。そこで、中学時代かなり熱狂的に好きだった1学年上の男子部の部長もきていました。実は中学生の時にはあまりにも憧れが強くて話したこともなかったんですが、今回は大人になって何の縛りもないせいか、すごく楽しく話ができました。20年の歳月は大きいですね。

200pxfelix_vf31_logo_svg  その先輩は私の顔もあまり覚えてなかったようですが(剣道部なんで稽古の時には面をかぶっているせいもある)、私が中1のときのバレンタインにあげた(直接渡せずに彼の家の玄関先に置くという、今から思うと恥ずかしいことをしました)フィリックスのマグカップを今会社で使っていて、会社の女の子に似合わない-と言われるといい、それを見ると私の名前を思い出すという話をしてくれたんです。

 いやー、なんとなくうれしいものです。ですが、あげた私はフィリックスのマグカップを渡したことなんて、すっかり忘れていたんです。ですが、確かに中学生のときにフィリックスが大好きでグッツを集めていたので、確かに私だと納得できました。

 ちなみにその先輩の見かけはあまり変わらなくて、スリムなままでしたよ。ちょっと親父くさかったかな。独身だそうです。

 私も他人のことは言えませんが、大方の人が変貌していて、びっくりでした。やっぱり太ってしまうとふけて見えるような気がします。改めて、気を引き締めていこうと思いました。

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2009年8月30日 (日)

いい買い物

 昨日は猛暑でしたが、今日は打って変って肌寒いほどですね。昨日は暑かったので、朝9時半から公営の水遊び場に子供を連れていき、その足であみプレミアムアウトレットに行ってきました。

 先月オープンしたばかりなのですが、家からまあまあ近めなので今回で2度目です。先日行った時に8月後半からバーゲンと告知していたので、昨日行った次第です。

 前回ゆっくり見られなかったお店を中心に見て回りました。今回も特にこれという目的もなく行ってしまったのですが、なかなかいい買い物ができました。

200908301137000_2 1つはレインブーツ。少しヒールのあるものが欲しかったし、あまり高いのも・・・と考えていたので、色も気に入ったし、割引がつくくと5000円程だったので、ちょっと嬉しい感じ。

 2つ目はシャツスタイルのチュニック。昨日は夏のような陽気だったで夏の終わりにも関わらず、これにしまちゃいました。生地が良かったし、白のパンツ好きの私には重宝しそうです。

 今回この二つを購入した”Spick and Span OUTLET STORE”はすでに安いにも関わらず、1万円以上買うと2割引きということで、割引してもらったら2つで1万円以内で買えました。

 洋服や靴は最近買うのも少なくなってきたし、もちろん気にいったと思えるものしか買いませんが、やっぱり定価で買うよりもお安く買えるというのは、嬉しさひとしおです。

 このチュニックを買ったので、もう一度スカーっと暑くなってほしいです。

 

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2009年8月24日 (月)

先が気になります。

 白馬の夜は早い。朝は日が昇り始めるとさっさと起き、夜は日が暮れると、静かな夜が訪れる。都会ってほどではない郊外の生活をしている私でも、夜になってもマンションなどの明るさで、夜の200908201050000 9時、10時は宵の口という感じで過ごしているので、白馬の静寂に包まれた夜にはカルチャーショックさえ受けます。

 白馬に行っていた時に、日テレで『20世紀少年 第1章』がやってました。いつも9時には寝てしまう甥と姪も金曜ということでテレビにかじりつき。

 気になってはいたものの、見る機会がないままになっていたので、私も一緒に見ました。あれこれ、みんなで推理しながら見て、最後には1人では寝れないと姪がいいだして、私もなんとなくそんな気分だったので、一緒に寝ましたよ。(笑)

 今週の金曜日に第2章がやって、そのあと最終章が映画で公開になります。もう、気になって仕方ありません。でも、今週はたぶん家で一人で見ることになるんだよなーと思うとちょっとテンションが下がりますが、ぜひ見たいと思います。

 大きくなるにつれ、たまにしか会えない甥と姪ですが、だんだんと成長して対等に話が出来つつあります。頼もしいです。

 もうひとつ、先が気になること。私の男友達で、気の置けない友人である彼が、ネットで知り合った人と付き合い始めたということ。話をよく聞くといままでもネットで知りあったりすることがあったらしいが、まじめで、誠実な人だけにやや心配。30代も中盤を過ぎると確かに出会いは少なくなるかもしれないけど、ちょっと、どうなのよ。それって。

 私が古臭くて、ステレオタイプなのかもしれないが、ネットで知り合って実際に会うって、薄気味悪いし、かなり勇気がいる気がする。もう、実際に会ってしまってるんで、他人が口を出す余地はないか・・・。

 これもまた先が気になります。

 

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2009年8月23日 (日)

白馬で

白馬で
昨日すでに白馬から帰ってきたんですが、白馬に滞在中にラフォーレ白馬美術館に行ってきました。

マルクシャガールの版画を中心とした美術館です。静寂の木立の中にマッチする教会を思わせる美しい建物。中はすいていて、とても見やすかったです。以前、ニースのシャガール美術館に行きましたが、あの明るい色彩はニースのようなところでしか見いだせないかなと思ってましたが、白馬の美術館でも予想以上に明るさが引き出されていました。

いままで白馬に足を運んでも、ゴンドラで山にあがったりするだけで美術館をみることさえ思いつかなかったのですが、近辺には美術館が結構あったんですよね。次回からは安曇野あたりまで足をのばして美術館めぐりをしようと思いました。

高原に行って、美術を見られるなんて最高と言ったら、ラフォーレ白馬美術館にはじめて行った姉がそんなこと言ってるのは都会の人だけだよって言ってました。

何はともあれ、とてもいい時間でした。

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2009年8月20日 (木)

白馬に来ています。

白馬に来ています。
昨日急遽思い立って、姉が住んでいる白馬に来ました。
先日、ちょっとくさくさすることがあって、たまたま白馬に来ないかと言う話にすぐさま飛び付きました。

白馬は空気が澄んでいて、都会とは全く違くて、なんだか流れる時間も異なって感じられるのです。悩んでいたことがこの大自然の中ではちっぽけに感じられます。

白馬は洒落た家が多く、手前味噌ながら姉の新築の家もすごく洒落ていて快適です。近所の川を見に行ったり、バーベキューをしたり、特になにもせず日がないちにち過ごすだけで、心から洗われるような気になります。

息子と二人の初の遠出です。息子の昼寝した隙に、今回はジョージ・オーウェルの『1984』を庭先で読んだりしてます。

リフレッシュ中のうめめだかです。またアップします。

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2009年8月 1日 (土)

『それでも恋するバルセロナ』見てきました!

1007400_01_3  またまた、ご無沙汰です。先週のすごく夏らしい暑い日に、ル・シネマで『それでも恋するバルセロナ』を見てきました。

 久々のママ休暇で、子なしで友人と映画&ランチ&昼間のドライマティーニを楽しんできました。

 ウッディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』は前々から見たかったので、今回勇んで行ってきました。ウッディ・アレンの割にはひねりがなかった気もしますが、スカーレット・ヨハンソンもペネロペ・クルスも大好きなので、まあ良かったかな。

 それよりも、久々のル・シネマのオシャレ度の高さに脱帽。お客さんは女性ばかりなんですが、日曜の朝一にシャッキリ、ル・シネマに来る女性は、なんだか仕事もできそうでオシャレ度が高いのでした。私のような生活に追われた主婦はたぶんいないでしょう・・・。

 そのあとは友人チョイスで、ポルトガル料理の”マヌエル コジーニャ・ポルトゲーザ”に行ってきました。前から行きたいと思っていたので、ワインもシャッキリおいしいし、なんだかとっても良かったです。

 さらに、渋谷でお決まりのドゥ・マゴ(昔よく営業の暇つぶしで寄ったところ)で、ドライマティーニで締め。なんだかいい1日だった。

 これからは1か月に1度はママ休暇ももらうことにしようと思いました。

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2009年7月13日 (月)

初crocs

 ご無沙汰です。七夕にオープンしたコストコ新三郷に、オープン2日後大学時代の部活の同期であるMAPさんと行ってきました。私は子連れだったため、会員で、達人であるMAPさんに何から何までお世話になってしまいました。

 私は初コストコでしたが、すっごく楽しかったです。噂には聞いてましたが、日本じゃないみたいです。ジップロックの216枚入りや500g入ってる特大ポテチ、洗剤など、いろいろ買って帰ってきました。

200907091340000  その中でいいお買い物だったのが←これ。crocsのプリマというシリーズので、なんと1980円。いい買い物でした。

 子供用のオーガニックコットンのパジャマも1000円で安かったし、また行きたいな~とふつふつと思っています。今度は欲しいものをちゃんとメモして行こうと思います。

 新三郷はIKEAもコストコもあって、お店に入ると異国にいるようです。夏に遊びに行くのもいいかもしれませんね。

 

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