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2006年3月 7日 (火)

東京タワー

今日も会社帰りに上野駅ターミナル内の本屋に寄って、何かいい本はないかなーと見ていた。

今更ながら、映画にもなった江國香織の『東京タワー』を手にとってみる。他にも周りには、角田光代、唯川恵、林真理子などの女流作家の文庫が並んでいた。単行本が出たときに買おうか考えつつ、図書館で借りればいいやと思っていたが、今回文庫化されたらしく、これはちょうどいいと思って買ってしまった。

最近賞を獲ったりして、メジャーになった30代から40代の女流作家の本もよく読む私であるが、角田光代や唯川恵などよりも、断然江國香織が好きだ。本人のことはよく知らないし、どんな言葉を使っていいのかはわからないが、彼女の小説は物語がさらっとしてるけど、味わいがあって、現実的で好きなのだ。

帰りの電車の中、まさに読み耽るという感じで、集中していて駅で降り損ねそうになった。このままだと2,3時間で読み終わりそうなので、もったいなくなって、一字一字丹念に拾いながら読むようにした。まだ、読み途中、ここ1日、2日は余韻を含めて楽しめそうな気がする。

邦画を映画館に見に行くことはほとんどない私であるが、『東京タワー』は観たいと思いつつ観なかった映画だ。だから黒木瞳と岡田君が出ていたことだけは知っているが、他にどんな俳優が出ていたのかは知らない。でも小説の中の主人公である詩史と透を黒木瞳と岡田君に重ねながら読む。まさに美しい男女が織り成すのがふさわしい話だななどと感心しながら、読んでいる。

映画化される小説は多いが、小説を読んでからだと感動が薄いこともある。でも私は小説を読んでから、映画化されたものを見るほうが好き。どんな風にキャスティングしたり、演じたり、舞台となる場所をどんな風に映し出すのかを想像して読み、実際はどんな風に想像と違ったのかを考えながら映画を観るのが好き。

『冷静と情熱~』もそうして読んだが、キャスティングはケリー・チャンが日本人でなかったけれど、結構自分の想像に近かった。でもストーリーが原作よりもドラマ仕立てで、妙に伏線が張られすぎていた感はあるけれど...。

そんな風に小説と映画を見比べた中で、唯一私のイメージどおりだった映画はフィツジェラルドの原作を映画化した『華麗なるギャッツビー』。主人公ギャッツビー役の若き日のロバート・レッドファードは私のイメージにぴったりだった。さらに毎晩宴が行われた白亜のギャッツビー邸もイメージ通りだった。勝手ながら、こんなにイメージとぴったりだと感じたのはこの映画くらいだと思う。

話はちょっとそれてしまったが、小説『東京タワー』を読んだら、DVDを観てみようと思う。この小説に描かれるストーリーにおける倫理観の判断はとりあえずは脇に置いておいて......。でも女性で生まれたからには、男性に愛されるような何かを持ち続けた大人の女性になりたいと思った私でした。

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