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2006年12月 9日 (土)

思い出のひとり旅

今日テレビを見ていて、ふと思い出した旅があったので、書いてみようと思います。

というのも、小樽の北一ホールが映ったのを見て、思い出したんです。

その旅というのは、かれこれ10年前、23歳の時の話ですが....。

私、その頃失恋をしまして...。当時大学時代から3年半ほどお付き合いしていた人と別れまして。そのときの私にとって、生まれてから一番長くお付き合いした人だったので、ショックも大きかったんです。フラレた訳でもなく、切り出したのは私だったのですが、たぶんお互いに限界の時期だったんです。

その人との出会いは北海道の洞爺湖。彼は東京の人だし、私も埼玉県民でしたが、たまたま他大学との合同合宿のようなものが行われた北海道で出逢ったわけです。だから、北海道は私たちにとっての聖地で、夏冬問わず、ツーリングでスキーで、という感じで訪れていた記憶があります。

だから、私にとって初だった失恋旅行は、迷わず北海道になったわけです。

その頃、読んでいた本が村松友視の”海猫屋の客”だったし、岩井俊二の映画”ラブレター”も何回もリピートしてみていたし、あとは渡辺淳一の本も多分に影響していた気がします。

11月の連休を使ったたった2泊3日の旅でしたが、すでにひんやりした北海道の冷気を思い出します。購入したばかりの一眼レフカメラを持って、綺麗だと思ったものをかたっぱしから撮ったことを覚えています。

ベースは札幌滞在だったので、ベタに羊が丘や、札幌グランドホテルなどに行ったりしてから、小樽に足を伸ばし”海猫屋の客”の舞台になった海猫屋や北一ガラス内のランプの美しい北一ホールに行き、映画“ラブレター”で主人公の中山美穂が自転車で走っていた小樽の坂道はどこだろうなどと考えながら、名前の付く坂道をいろいろと探し歩いたことも今となってはいい思い出です。

たまたま歩きついたところに息をつくような懐かしいような、なんとも言えない美しい教会が道から少し奥まったところにあって、あーっと息をのんだ事も思い出します。それは小樽の富岡教会なんですが、また行ってみたいなとすごく思います。

ホントは北海道でそれまでに二人で撮った写真を焼いてくるつもりでしたが、ドラマのように灰皿で焼くなんてレベルでもなく、1枚焼いても火災報知器がなりそうだったので、結局思い出の写真を処理することも出来ず、帰りの千歳空港のゴミ箱に捨ててきたことを覚えています。

それと、失恋ひとり旅だとみんな言ってから旅に出たので、会社セクションの人10人近くに1人1000円づつ餞別をもらうはめになり、お土産をいやがおうにも買わざる得ない状況になり、お土産選びが大変だったことを覚えています。

失恋ひとり旅の際には、くれぐれもおおっぴらにしないことをお薦めします。

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