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2007年9月28日 (金)

女の涙に弱い男は嫌い。

今日、会社の新卒の女の子がまた泣きました。私が泣かせたらしい...。基本的には他人のことは気にせずにいるタイプですが、あまりにも言ったことはやらない、いまだに電話にでない、言い訳する、一番遅くきて、(遅刻の許されない旅行業界にして遅刻もする)一番はやく毎日帰るなどなどで、さすがに口を出してしまいました。

彼女はやりたいことがいっぱあるといい、クッキングスクールに通う、大学に行きなおすというけど、仕事は好き、でも経営者が嫌いだから働きたくないなど。すべて好き嫌いで考えるのも、若いからと言って済ませてきましたが、さすがに口を挟んだというか、そんなに自分のことしたいなら、正社員辞めて条件のあう派遣でもすればいいと言ったわけです。なによりまわりのひとに協力をするつもりがないのは問題だ云々を言ったら、道端で泣きだしました。

放って私はオフィスに帰りましたが、私的には会社でもどこでも泣くのが許せませんでした。(プライベートで泣くのは勝手だと思いますが。)

私だって、新卒で営業を始めたとき、女の先輩はみんな事務仕事で誰も相談できなかったし、しなかった。だから泣くときはトイレで泣いたし、絶対人前では泣かなかった。

女の沽券に関わると思っていたし、“だから女は...。”と言われるのは嫌だったし。(いまのようにセクハラは罪だという概念が薄かった時代だから)

女の足をひっぱるのは悲しいかな女だというのを感じたのも、その頃だった気がします。

今回久々それを思い出して、そうやって簡単に泣く女がいるから”女はすぐ泣く”と言われるんだと思ってしまって...。

会社でもどこでも人前でなく女は大嫌いだし、”だから女は....。”という男も大嫌いだけど、だだ涙を見ただけで動揺する、女の涙に弱い男も大嫌い。涙と関係なく冷静に判断できる大人がいいです。

たぶん傍から見たら、私は後輩を泣かせるオツボネでしょう。そういう私も今日はひどく落ち込んでます。

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2007年9月15日 (土)

私の今年の夏の1冊

昨日、私の夏が終った...と思う出来事がありました。私にとっては悲しい出来事でした。簡単に言えば人との別れです。そこでふと思い出したのがこの夏ハワイで読んだ江國香織の『思いわずらうことなく 愉しく生きよ』でした。

200784_hawaii_001 ハワイにいる間にあっという間に読んでしまいましたが、習慣である感想文も書かずにいました。この夏は感想文もブログも書いている気持ちの余裕もないくらい、没頭してしていたことがあったし、この度の人との別れとも少なからず関係しているのです。

この小説はある3人姉妹のことが描かれています。長女が麻子、次女が治子、三女が育子。長女の麻子はDVの夫から離れられず、家族にもそれを隠す複雑な夫婦関係。治子はキャリアウーマンで仕事にも恋愛にも意志ははっきりしていて感情をストレートにだすタイプ。育子は他者との接点が体の関係本位だが、家族を大切にいつも思い昔からの家族の習慣を重んじるタイプ。父と母はすでに離婚していて、それぞれとの接点を持ちながらも成長とともに両親との微妙な距離感を感じてもいる。三人三様の悩みを抱えながら生きていて、でも3姉妹はすこぶる仲が良く、姉妹のためには親身に考え、全身でぶつかって行く力をも持っている。

麻子と同じようにDVに苦しめられている雪枝が育子になぜ3姉妹が強いのかを言った言葉に「家族に愛されると、人は強くなるのね」というセリフがあるが、たしかにそうなのかもしれないと思った。

そうこの3姉妹の犬山家の父が書いた家訓は”思いわずらうことなく 愉しく生きよ”なのだ。

この小説を読んで、3姉妹の内面に自分と一部重なる部分があったし、特に次女治子の変な潔さとまともそうなのに分裂しているところも自分にそっくりだった。私にとっても心地のよい言葉”思いわずうことなく 愉しく生きよ”。そう生きたいと思う。

私も大好きな人には、はなむけの言葉として”思い煩うことなく 愉しく生きて”と贈るでしょう。

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2007年9月13日 (木)

”プロヴァンスの贈り物”を見ました

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9月1日の映画デーに恵比寿ガーデンシネマで”プロヴァンスの贈り物”(洋題 A good year)を見ました。

この映画は2月にスペインに行った帰りにスイスインターナショナルエアラインズの機内ですでに英語で見ていたのですが、是非もう一度見たいと思っていたんです。邦題が”プロヴァンスの贈り物”という名前だとコマーシャルで見たときには、なんてヘボな題名だと思いましたが、映画自体は私の好きなアマアマ系でとてもよかったです。

マックス♂を演じるラッセル・クロウのイギリス人のやり手のトレーダーだけれども、お茶なところも、ファニー♀演じるマリオン・コティヤールのフランス女的で魅力的なところも、幼少期のマックスとヘンリー伯父さんとの回想も南フランスの風景とブドウ畑とともにとても素敵に描かれていて、とてもよかったです。

なんとなく”トスカーナの休日”(洋題Under the Tuscan sun)と印象が重なる映画です。あの映画はアメリカ人の女流作家の主人公が、離婚を機に訪れたイタリアのトスカーナで生活することを決め、イタリア男と恋愛や失恋をしながらも、だんだんと心穏やかにイタリアの良さを実感しながら生き始めるというようなストーリーだったけれど、なんとなく重なるような、見たあとにいい余韻が残る映画でした。

うめめだかのオススメです。

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2007年9月 3日 (月)

映画”This is BOSSA NOVA”見ました

R0016622_2  ここのところ、急に涼しくなってしまいましたね。

たしか8月1日に梅雨明けして(あの日、飯田橋のカナルカフェでそれを祝ったので覚えていますが,,,)それからちょうど1ヶ月たったこないだの9月1日にはすでに涼しくなってしまって、暑かった夏も”たったの1ヶ月ー?”と寂しくなります。

映画”This is BOSSA NOVA”は先々週、渋谷の宇田川町のラブホテル街の中にあるQ-AXシネマで見てきました。

先日も私の今年は私にとってのボサノバ年と書きましたが、このボサノバ誕生のドキュメンタリー映画はやっぱり、勉強になったし、あらためてアントニオ・カルロス・ジョビン(映画の中ではみんなトムジョビンと呼んでいた)の偉大さを知ることのできる映画でした。カルロス・リラとホベルト・メネスカルがこの映画の語り部になっていて、これが生き証人という感じでリアリティがより湧いたのでした。

今でこそ年配ですが、私の好きなワンダーサーやジョアンドナートもこの映画に出てきて、彼等はこのボサノバ創世記にはまだ若手だったようですが、この創世記を若いながらに見てきて今も現役という存在で、ボサノバって昔作られた名曲をカバーすることが多い中で、いまでも進化し続けるボサノバという感じがして、なお好きになりました。

それにしても改めてボサノバの歌詞は美しくて、甘い...こんなことを囁かれて生きられたら女性はどんなに幸せだろうと思いました。

私の好きな曲を2曲ばかり、ご案内します。

カルロスリラの”もっとも美しいもの”(This is BOSSA NOVAのコンピレーションアルバムの歌詞より)

もっとも美しいもの それは君だ

それは君だ

君と僕 二人ならきっと

なぜだかわからないけど

君は花より美しい

あぁ 花でいっぱいの春に

愛という この美しい香りがあったなら

女性という自然を

芳香で満たしてくれるなら

なぜなら こんなに美しい花は

存在しないのだ 

こんな美しい色も ありはしない

そして 愛は

愛すらも ありはしない

だから私は少し寂しい

わからなくなるのだ

君への僕の愛も

果たしてこんなに美しいのかどうか

名曲”コルコバード” (アルバム ”エリス&トム”の歌詞より)

部屋の片隅にギターが一本

愛する人をしあわせにする歌がひとつ

考え事のできる静けさ

夢を見る時間

コルコヴァードの見える窓

その丘にはキリスト像

なんて美しい

こんな生活が

ずっと続けばいいのに

あなたがいつも傍にいれば

昔の恋も冷めるでしょう

ずっと悲しくて

世の中が信じられなかった

あなたに会って

しあわせとは何だかわかったわ

私の愛しい人

↑私はこんなこという男の人を見たことはありませんが、ブラジルにはいるのかもしれません。ぜひ、ブラジルに行って確かめたいと思っている私です。

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