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2008年3月27日 (木)

私のネタ帳

 今日も天気が良くて、桜はあっという間に七分咲き程になってしまいました。考えてみれば桜の時期になると、花見にいったり、開花具合が気になってしょうがなくなったのは20代後半に入ってからかもしれません。学生の時にはそんな桜に興味がなかった。ワビサビのわかる大人になったということでしょうか?

2008032710510011  話は変わりますが、銀座のitoyaで以前から使っている、手のひらサイズの、方眼のメモ用紙が入ってる手帳が終わってしまったので、色違いのを買いました。スペインのメーカーなのだそうですがMiquelrius(ミケルリウスと読むのかな?)のFLEXIBLE NOTEBOOK。

 先日書いたとおり、今一番左のスケジュール帳を使っているのですが、メモスペースが少ないので、この手帳をメモとして使っています。

 この手帳はちょっとしたことを書き留めるのにとっても便利。病院で雑誌を読んでいて、いい情報が載っているとメモしたり、気になる広告を張っておいたり、読み終えた本のあらすじと感想をその場で書いたり、とっても重宝しています。

 今、実家にいるので、父のPCを時間的に思うように使えないこともあるので、先日読み終えた本の感想文なんかもこの手帳にメモしています。たとえば江國さんの小説『ウエハースの椅子』を読んで、気になった言葉で

”私が学んだ数少ないことの一つに、ひとはどんなふうにでもあれる、ということである。”

とか、主人公の”私”の恋人が言った「僕はあなたと、世界中の星を見たい。」という言葉なんて、素敵だなと思って、思わず書き留めたりしてしまいます。

 そんな風にこのメモ帳を使っているので、私にとってはちょっとしたネタ帳でもあるのです。落としたりして見られたくないものでもありますね。

 525円で安いのですが、手触りも良くて私のお気に入りです。

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2008年3月24日 (月)

春を待ちながら...

 ご無沙汰してしまいました。実家に帰ってきて、約1週間。とても長く感じます。実家に帰ってきたものの、合わない枕に不眠が続いています。とはいえ20日からは姉の子供、姪甥も親元を離れ、実家ステイで必然的に私が子守りとなり、私の運動も兼ねて、毎日散歩やら買い物やらで子供たちを家から連れ出すようにしています。

 今日は雨でやや肌寒く、それでも週末の暖かさからか、近所の桜は一分咲き。さすがに天気が悪いので今日はやっとPCに向かう時間を持つことができました。

Ekunivariety  夜は自分の時間があるので、読書に明け暮れています。先日読んだ『きらきらひかる』の続編で、”江國香織ヴァラエティ”という雑誌のような(江國さんファンにはたまらない)本に収録されている書き下ろし小説『ケイトウの赤、やなぎの緑』”10年後のきらきらひかる”を読みました。『きらきらひかる』の主人公笑子と睦月が脇役にまわり、中心人物はちなみとその夫・郎と睦月の恋人だった紺の恋人となった弟・占部。笑子と睦月は脇役として出てきます。なかなか面白かったです。

 その後、石田衣良さんの『眠れぬ真珠』(これもなかなか良かった。)を読んだあとに、また江國さんに戻って『ウエハースの椅子』を読みました。

Weharsu_2   『ウエハースの椅子』は江國さんらしさがよく出ていて、すごーく良かった。恋人との切なさと甘さが交錯していて、すてきな世界観。とても共感できました。せつなさと愛おしさが伝染しそうなお話です。すごくオススメだと思います。

 先週からずっと桜の開花を待っていましたが(先週末に飯田橋のカナルカフェに一足先に桜の咲き具合を見に行ったほど...)、やっと咲き始めて、今週末にはうまくすれば満開になるかも!? 私の大好きな桜はやはり千鳥が淵。早く綺麗な桜が見たいなと思いながら、過ごしています。

  

 

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2008年3月12日 (水)

”きらきらひかる”の続き

133911  先日、友人からもらった”きらきらひかる”を読み終えました。

 1992年に映画化されていてようです。主人公笑子を薬師丸ひろ子、その夫の睦月を豊川悦司、夫の恋人の紺を筒井道隆が演じたようです。

 笑子はアルコール依存症、医者で夫の睦月は同性愛者で紺という年下の恋人がいる。そんな二人は結婚した。

 笑子と睦月は二人で納得して結婚したが、両家の両親や友人はその事実を知らず、揉めることになる。親を納得させるため、人工授精も検討したりする。

 笑子はアルコール依存で精神のバランスが悪く、睦月は笑子を肉体的に愛することはできないが、いつも誠実に笑子を大切にしていた。

 笑子と紺はだんだんと親しくなった。笑子は睦月を愛していたし、睦月は笑子と紺を愛してた。その愛の形は(愛なんて形がないのに表現のしようが私にはなくてとりあえず)違うかもしれないがそれぞれに大切に思っていた。

 読んでいて最終的な着地点が見えなくて、どうなるのかと思ったけれど、3人で生きていくとという選択で話は終わった。

 結論は結論として、この小説の中にある優しさと切なさに泣けてしまった。切なさというのは優しさが存在するからこそ生まれるんだと思ってしまった。

 この本を貸してくれるときに友人が江國さんの小説は優しさにあふれていると言っていたけれど、ほんとにそうだなと実感してしまうお話でした。

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2008年3月11日 (火)

心地よい時間

 今日は春めいていて、こんなに春めくと毛のコートを後悔してもいいから、全部しまって仕舞おうという気持ちになる。

 また実家に2泊して帰ってきた。朝から家を飛び出し、自分の家に帰ってきた。帰ってきてシャワーを浴びて、掃除をして洗濯をした。

 先週末に上野の国立西洋美術館に”ウルビーノのヴィーナス”を見に行った。一番の見もののティツィアーノの同タイトルの絵はもちろん、カラッチも数点あったし、ティントレットの絵も1点(だけだったと思う)があって、なかなかよかった。イタリアが中心だがヴィーナスというテーマの下にたくさんの美術館からよくこれだけ集めたと思う。美術展にいくと何も買わずに帰れない私は気に入った絵の絵葉書とオリジナルの付箋↓を買った。この付箋はなかなか素敵だと思う。

Nec_0004  その美術展に行った友人が私が”泣く大人”の話をしたら、以前江國さんの本をよく読んだという話をして、私の最近のもてあましっぷりを知っているから、3冊ほど読んだ本をくれた。

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Nec_0003 今日はそのうちの1冊”きらきらひかる”を読んでいる。私も何冊か江國さんの本を読んでいるが、代表作ほど読んでいない傾向にある。別にわざとそれを外しているわけではないのだが、読んでない。

Nec_0002  なんとなくうきうきしながら読む。自分で探した本を読むのも楽しいが、友人が薦めてくれた本を読むのも楽しみで仕方ない。

 本を読みながら聞くのは、アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年の記念アルバムThe BOSSA NOVA SPECIAL ~ Jobim Songbook。考えてみるとこのアルバムも同じ友人が貸してくれたんだと思う。とてもセンスがいいと思う。

 心地のいい時間を過ごすことができた私。桜が咲くのを一緒に見に行けたら、カナルカフェでご馳走してあげようと思う。

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2008年3月 7日 (金)

図書館へ

Nec_0001  久しぶりに図書館に行った。仕事をしているときにはどうせ図書館で借りても、期限内に読めないし...と思って、行かないでいましたが、また散歩がてら行ってきました。

 最近は公共の図書館もインターネットで予約ができたり、どこの図書館には貸し出しされずに残ってるとか、わかる仕組みになっているので、とても便利です。

 今回、狙っていた本はポール・オースター著の『トゥルー・ストーリーズ(True Stories)』、すでに文庫化されていているのですが、せっかく図書館にあるのだからと思って借りました。

 そのほか、先日読んだ江國さんの本に出ていた筒井ともみさんの『舌の記憶』と『食べる女』、ポール・オースターの本の隣にたまたまあったジェニー・オフィル&エリッサ・シャッペル編著の『女友だちの賞味期限 なぜ彼女は裏切ったのか・・・・・・。』の4冊を借りました。

 本命のポール・オースターを読むのは最後に回すとして、まずは昨日から今日にかけて『女友だちの賞味期限』(題名が結構恐ろしい...。公式ブログもあるようです)を読み終えました。先日のブログで江國さんが”男友達”について書いていたのを読んでいたので、”女友達”についての考察を読むのもいいかなと思って読んでみました。

 この本を読むまで、この本はてっきり(私の勝手な思い込みでしたが)男の著者が”女友達”について書いているものだと思っていたので、読んでみるなりかなりげんなりする、女友達ならではのセンシティブな問題を扱っている内容で、かなり沈みました。

 これが私の想像したとおり、男の著者が”女友達”との縁の切れ目を書いたものであれば、もうちょっとロマンティックで、面白いものだったかもしれませんが、オムニバスになっていてすべて女性が「いかにして、彼女と縁が切れたか?」について書いていて、思い当たるようなところもあるし、かなり女同士というのは厄介なものなんだと思いました。

 全体的に女の友人は一生物だと大切に思うゆえに過干渉になってしまうというのがあるような気もしました。だけれども、一方の関心が薄いというのが、許せない原因であるケースもあるし、難しいところですね。久々に読んでいて苦しい気分になる読書でした。でも途中で読むのをやめるのがなんとなくこの本に関しては逃げるようで悔しい気がして何度もため息をつきつつ読み終えました。

 この後は楽しい読書を、ということで、筒井ともみさんの本を読む予定。

 昨日、図書館に行く道すがら、図書館にウォーキングするときはいつも時間がたっぷり余って、時間をもてあましているときだと思って、人生ゲームのように”ふりだしに戻った”とばかり思ってしまう私がいましたが、自分の自由になる時間を持てるというのはある意味、幸せなことでもあって、こういうときにちょっと苦しいけれどもコツコツやったことが、あとあと自分のプラスになることが多いんだよなと、昔旅行の国家試験の勉強をしていたときのことを思い出しました。この先の私は何に向かっていくかわかりませんが、日々億劫だと思っても英語とできればイタリア語の勉強は細々としたいなと思っています。

 そんなことを考えた私でした。なにもできないと思ったらおしまいですものね。

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2008年3月 5日 (水)

泣く大人

 3月1日の映画の日には”4ヶ月、3週と2日”を見に行き、今日は水曜だから”アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生”を1,000円だからという理由で1人、見に行った。前者はルーマニアのチャウシェスク政権下の話で、暗くて、当時のルーマニアという社会が許せない感じで、なんとなく後味の悪さを感じた。後者は途中眠ってしまった。映画館で眠ったのは”たまごっち”ぶり。

 プランタンの地下のビゴの店でバタールを買って、帰ってきた。ついこないだまで勤めていた会社の近くに行くというのはなんとなく寂しい気持ちになるものだ。

30859360  家に帰ってきてから、古本屋で買った江國香織の『泣く大人』(エッセイ集)を読んだ。中盤 ”Ⅱ男友達の部屋”以降から面白くなった。(以下斜体本文引用)

 ”得難い、男友達”の中から

 定義づけるとしたら、男であり、友達であり、なおかつ「男の友達」ではない人々、と言うことになる。得難いのも当然といえよう。

 どうでもいいことではあるのだが、苦手な男について書いてみよう。

 具体的に思い浮かぶのは四種類だ。

●仲間好きな男

●児童文学作家志望の男

●言葉を正確に扱えない男

●定形でしか物を考えられない男

 ああ、いやだ。書いているだけで憂鬱になる。

 妙に納得してしまった。仲間好きな男、私もあまり好きでない。私だってサークルくらい入っていたことはあるが、自分の男友達がそういうサークルを自慢げに話す、仲間に会わせたがりな男だったら敵わないと思う。

 本文で、”仲間好きな男の傾向として、お酒好きなこととアウトドア好きなことがあげられる。ただし、酒量もアウトドアの実力も、たいしたことがないのが特徴だ。” と江國さんは書いていて、そのとおり!と言いたくなった。大体、中途半端なアウトドア好きにろくなやつはいないと私も思う。やるなら本格的にやれと思う。

 2,3番目はパスして、”定形でしか物を考えられない男” というもの、くだらないと思うようになってきた。クリスマスは洒落たレストランでというのも、どうでもいい。

 ”タブー” という話の中で、”男友達と恋人の違いは肉体関係の有無ではない。” と書きづらいところを江國さん、よく書いたと思った。さらっと書いている。そのあと、タブー。(男友達との関係においての)として”私の場合、それは行楽地に二人でいくことだ。真夏の海とか、遊園地とか。それから億劫な買い物も。” と書いていて、確かにな、って思ってしまった。男友達と真夏の海には行かないし、億劫な買い物も行かない、遊園地なんてもってのほか、と私も思った。”定形でしか物を考えられない男” というのはすでにこのタブーには耐えられないだろう。

 まさに江國さんがこの本で書くとおり。 

友達を持つという贅沢は、大人にだけ許された特権のように思う。ことに男友達を持つことは。

 後半は江國さんの読んだ本のことが書いてあって、これも興味深い。暇つぶしにと思って買ったけれど、なかなか楽しめました。江國さんの形にとらわれないところが素敵だと思った。

 この本のあとがきにあるように、

 私は「泣く大人」になりました。

 実際の行為として泣くかどうかはともかく、大人というのは本質的に「泣く」生き物だと思います。「泣くことができる」と言った方が正確かもしれません。それはたぶん、心から安心してしまえる場所を持つこと、です。

 私は「泣かない子供」だった自分をすこし心強く思いますが、「泣く大人」になれて嬉しい。

 ※『泣く大人』は『泣かない子供』というエッセイ集の5年後に書かれました。

 先日、私の男友達が最近、センチメンタリズムを我慢してると言っていましたが、彼も心から安心してしまえる場所を持ったのかもしれません。そんなことを思った私でした。

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2008年3月 4日 (火)

実家に帰る

 2泊程で実家に帰ってました。といっても実家まで1時間ちょっと、そんなに遠くありません。実家にたまに帰るとほっとする場所だったのに、出産のために2ヶ月程、この後本格的に帰るのかと思うとかなり気持ちが沈みました。

 実家を離れて何年か経ちますが、すでに私の部屋は納戸になっていて、2ヶ月帰るとなると相当な荷物を持っていかなくてはならず、リモアの特大スーツケースに入れても足りないほどの荷物をとりあえず持っていきました。

 今は、まがいなりにも自分の気に入ったものに囲まれて過ごしているので、とても不便を感じてしまったのです。たとえば、ずっと使っているベッドとか、日当たり良い居間のソファーとか、CATVとか、ボサやJAZZのたくさんのCDとか.....たいしたものではないけれど...。

 そんな訳で今日はパスポートの更新もあるのでと言うことで、早々に実家を引き上げてきてしまいました。

 いまさらですが、実家を出るときにベッドや家具を置いてこなかったことを後悔しました。別に問題ないなら、部屋は取っておいてもらうべきだと思いました。いやもしかするとそれがないからこそ、積極的に戻らなかったのかも知れないし、どちらがいいとはいえませんが....。

 もはや実家は私の居場所ではないのかもしれません。ちょっと寂しくもあり、私の役を取って代わってくれたチワワのチコにほっとしたり、複雑な気分です。

Nec_0039  話はまったく変わりますが、帰りがけにここのところ、バッテリーも切れやすくなって気になっていた携帯電話を約2年ちょっとぶりに機種変(ドコモ)をしました。ノキアのと悩みましたが結局amadanaデザインのN705iにしました。色はまたオレンジにしました。

amadana(アマダナ)とは2002年に田部井雅基氏、熊本浩志氏、鄭秀和(てい しゅうわ)氏の3人を主要メンバーとして、「美しいカデン」を実践するブランド。 日本ならではの、生活様式と美意識とテクノロジー。この三者が掛け合わさって生まれたamadana(アマダナ)の家電シリーズは、リアルなデザインを好む大人に支持されています。 ←だそうです。

 ついでに契約プランの見直しも気になっていて相談したら、いままで毎月4,000円くらい無料通話料、パケットパックが余っていたのはかなり無駄ということで毎月のコストが2,500円くらい削減できました。それで電話機を金利なしの分割払いにしたので、今までと支払いはほとんど変わらずに購入できました。

 お店の人いわく、料金プランはしょっちゅう新しくなるので、2ヶ月に1回くらいはチェックしなおしたほうがいいですよというアドバイスでした。

 いままで見す見す通話料等を無駄にしていたんだと思いました。反省。みなさんもこれを機に料金プラン見直してはいかがでしょうか?

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2008年3月 1日 (土)

自家製オレッキエッテ

 昨日テレビでオレッキエッテ(耳たぶパスタ)をやっていて、早速作った後に、PCの障害が発生して、ほんと参りました。

Nec_0038  久々に粉を使って、ショートパスタを作りました。それにしてもカヴァテルッチ(貝殻パスタ)に比べると、オレッキエッテは簡単。

 分量は始めのほう見逃したので適当です。大体強力粉250gにぬるま湯105g、オリーブオイル10cc、塩少々という感じ。全部混ぜてこねるのみ。10分くらいボールをかぶせて寝かせたら、生地を伸ばし4等分にして、それをさらに親指くらいのひも状にして、1cmに輪切りにして、切った断面を立てるようにして指で押さえて、オレッキエッテの出来上がり。

 オレッキエッテは南イタリアのパスタで、その番組でもブロッコリーNec_0037 とベーコンでソースを作ってましたが、私はたまたま余っていたものを使いたいがため(なので人参とかも入っててかなり邪道)に、ミートソースにしました。いわゆるイタリアでボロネーゼとかラグーっていうやつです。

 ちょっとなんちゃってな感じがしますが、おいしかった。1時間かけて作ったパスタは10分ほどで食べ終わった。このはかなさがいい。でもせっかくスローフードを作ったんだから、食べるのもスローでないとねとやや反省。

 自家製オレッキエッテはモチモチしていて、やっぱりおいしい。簡単なので一番はじめにつくるショートパスタとしてはオススメです。

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