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2008年8月19日 (火)

フェルメール展に行ってきました

 ご無沙汰していました。先日から実家に帰っています。今回の目的は東京都美術館で行われているフェルメール展「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」に行くこと。そして、先日お盆の15日に友人と行ってきました。

 現存するフェルメールの作品は30数点と言われていますが、そのうちの7点が今回日本に来ると言うことで楽しみにしていました。今まで、海外で見たのは7点。そのうち2点が今回来ています。現存の全体数から考えると、このように一挙に日本に来るのは、かなり貴重な企画だと思います。

 今回、ウィーンの美術史美術館に展示されている、「絵画芸術」が来ない代わりに、アイルランドナショナルギャラリーの「手紙を書く婦人と召使い」が来ましたが、とても印象に残る作品でした。他にも「小路」「ワイングラスを持つ娘」が私は好きです。

 また、デルフトスタイルの画家として、デ・ホーホやカーレル・ファブリツィウスもなかなか良かったです。デルフトがこんなにもすばらしい芸術家を輩出していたことを改めて知りました。

602104  これを見たあと、友人が小林頼子、朽木ゆり子著『謎解きフェルメール』という本を貸してくれました。この本がなかなか面白かったんです。フェルメールの作品は残されているものが少なく、後世、急に注目されたために、贋作や盗難の対象になったり、非真作ではないかと疑われるものがあったりと謎が多いのですが、そこらへんについても書かれています。

 特に後半に贋作の最大級のケースとして書かれている、ハン・ファン・メーヘレンという人が書いた贋作は高名な美術史家さえも騙されるというほどの作だったとのことで、その絵というのが、私のような素人からみると、まさにフェルメールのタッチなんです。もう何を信じていいのか、わからなくなります。(笑)

 また盗難にあった作品についても、どのように、どのような意図で盗まれ、見つかったかなども書かれていて、大変面白いです。できれば、フェルメールを見に行く前に、読んでおくとなお楽しめるのではないかと思います。

 あとは映画『真珠の耳飾の少女』は事前に見て行きました。この同盟作品は来日していませんが、この絵のモデルについて、独自の仮説を描いています。アトリエの再現はまさにフェルメールの絵の世界ですし、フェルメールという人物への想像を掻き立てます。美術展を見る前にこれも見ておくと、よりリアルに鑑賞できると思います。

 今回よかったのは、チケットがオンラインで事前購入できることと、待ち時間が携帯で見られたことです。私は土曜の10時半頃に行きましたが、並ばず入れました(中はかなり混雑していました)。でも出てきた頃にはすでに行列ができていましたよ。

 私にとっては久々の美術展でとてもリフレッシュできたし、フェルメールについて、より深く考察することができました。

 点数は多くありませんが、フェルメールを世界を旅せずとも見られる、このような機会はなかなかないと思うので、オススメです。

  

 

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コメント

ご無沙汰しておりますcatfacerumahです

私も8/5に『フェルメール』を観てきましたよnote
すばらしい作品がたくさん出品されていて新幹線にのって観にいった甲斐がありました。

6月に『dankaiパンチ』というおじさん雑誌に特集がくまれていて前売り券を財布にいれて指折り待ってたんですshine

ハン・ファン・メーフェレンの贋作事件について予備知識が少なかったので勉強してから何とか年末までにもう一度あしを運びたいと思ってます。

『真珠の耳飾の少女』は映画館で見たのですがまさしくフェルメールのアトリエでしたねflair引き込まれるようでした。

お土産に散々迷って、2歳の子供から40歳間近の大人まで楽しめるように『フェルメール・レンブラント』という絵本を買いました。

うめめだかさんのbabyもおおきくなりましたよね?
いっしょに楽しむのにいいですよheart02

投稿: rumah | 2008年8月20日 (水) 23時52分

rumahさん
こんばんは。フェルメール見てこられたんですね。
その絵本見ながら、干渉してるお子さんがいました。私も欲しいと思っちゃいました。子供がもう少し大きくなったら、ぜひ一緒に見たいとも思いましたよ。
おかげさまで、わが子もすくすく成長していまーす。

投稿: うめめだか | 2008年8月23日 (土) 22時41分

文化の日のある連休に行ってきました!
混んでいてじっくりみられず女を捨ててるような動きで鑑賞する女性も多くて(笑)それにも疲れしまい機会があればもう一回行きたいです。
ヤン・フェルコリエのドレスの作品には釘付けになるほど素晴らく思いました。ドレスの光沢感にうっとりする女性も多いのかと思いましたが個人的にものすごく感動したんです。今もポストカード出してみました。白いドレスが美しく、艶々でフンワリしてディティールまでとっても綺麗でしばらく見とれてしまいます。
この日は大琳派へもはしごしました。4人の風神雷神図屏風の見比べは圧倒されてキョロキョロしてしまいましが女性が好きそうな綺麗な漆塗りの作品や社会や美術の教科書で見たことのある作品がたくさんあってとても楽しいあっという間の時間でした。うめめだかさんは、こちらは行かれたのでしょうか。上野へ行った時、ちょっと気になってしまいました☆
※本日2つめのコメントお邪魔いたしました。

投稿: 黎 | 2008年11月29日 (土) 23時28分

黎さん
フェルメール展、良かったですよね。デルフトスタイルの画家たちの絵も良かったですね。
大琳派は行ってないんです、先日『美の巨人たち』尾形光琳と俵屋宗達の風神雷神図屏風の比較をやっていて、とても見たかったんですが、なかなか行けずです。
国立博物館は日本の芸術作品の特別展が多いので、たまにしか行きませんが、左奥のホテルオークラ直営のレストランにはたまに食事に行きます。入場券買わなくても、食事できるんです。

投稿: うめめだか | 2008年12月 1日 (月) 21時15分

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