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2011年7月 2日 (土)

趣味と実益を兼ねて

こんにちは。蒸し暑い日が続いています。今日は子宮がん検診と乳がん検診に行ってきました。去年はうっかり受けなかったので2年ぶりです。後回しにしがちですが、こういうのって大事ですね。

先日、塚本哲也氏著の『エリザベート ハプスブルグ家最後の皇女』を読み終えました。夢中になってしまって、すごく興味深い本でした。このエリザベートはあのシシィではなく、そのシシィとフランツ・ヨーゼフ皇帝の孫であるエリザベートです。実は間違えて、シシィの本だと思って買ったんですが、これがびっくり、興味深い内容で、ほんとあっという間に読んでしまいました。エリザベートは「うたかたの恋」で知られるフランツ・ヨーゼフの息子、ルドルフ皇太子とシュテファニー后妃の娘でした。

父の情死、母の悲しみ、祖母エリザベート、フェルディナンドの暗殺、第1次大戦、ハプスブルグ帝国の崩壊、ヒトラーの台頭、第2次大戦、オーストリアの消滅、ソ連の台頭、オーストリアの復活などその中欧の激動の時代を生きてきた女性です。気になっていた中欧の歴史が大変よくわかる内容ですし、こないだまでハマっていた、クーデンホーフ・カレルギー家もこのエリザベートの周辺でからんでいて、とても興味深かったのでした。

ヒトラーの迫害の対象となった人のなかに光子・クーデンホーフ・カレルギーの次男リヒャルトが出てきたりします。私の大好きな曲”As time goes by ”が印象的で、イングリットバーグマンとハンフリーボガード主演のあの映画『カサブランカ』のモデルになったのが、実はこのリヒャルトとその妻だとこの本で知り、えーっと思わず声をあげそうになりました。他にもとても興味深い内容が多く、あっという間に読み終えたのでした。

Enimage13095796331971 ここのところ、お客さんの要望もあり、南ドイツのクリスマスのツアーを企画し、ヴィッテルスバッハ家、バイエルン王家の下調べとコース内容の検証をしていましたが、それがとりあえずは終わり、仕事がらみの読書は終わったものの、なんとなくこれは趣味としてその周辺の歴史などに関心が出てきていたのでした。

朝通勤のときは、電子書籍でマンガ『もしドラ』を読んでますが、これはさすがピーター・ドラッカーの『マネジメント』を中心に書かれているので、予想以上に面白く、朝から仕事のモチベーションが上がります。

その中の”イノベーション”という項目があり、”成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかはわからない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。”という言葉があります。まさにそれを実感することが多い、40を前にした私です。

”若くて経験が少ないから”とか”準備ができていない”とかはもう言い訳できない年になってきてしまいました。そして、そんなことを言っているとチャンスは逃げていく。

私の場合、趣味である読書が思わぬところで役立つときがあります。コアなファンを持つ歴史や美術のツアーは一朝一夕には作れないので、日々の興味と関心が実を結びます。これを仕事だと思ったら続けていけませんが、私は趣味だと思っています。これが私にとってはドラッカーの言うところの”準備”でもあります。

そして、こんな面白い本に出会うとその場所を旅してみたいなーとしみじみ私も思います。 準備という点では、私にとっては語学の準備も必要です。時間がたりない!!速読覚えたいです。

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