« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月28日 (日)

熱狂の夕べ

Profile今日は高校時代の友人YRと大好きな金聖響さんの指揮する”金聖響&シエナウィンドオーケストラ”の公演に行ってき ました。(画像は公式ブログより)

もう、ほんと最高でした。プログラムの組み方もよかったし、どれも迫力があって、吹奏楽を中心としたオーケストラの良さを物語っている演奏でした。

アンコールの”アフリカンシンフォニー”はインパラがまさに走り抜けていくようで、自分がケニアにでもいるような気分になりました。楽器持参者は誰でも参加可能な恒例で、締めの”星条旗よ永遠なれ”もすごい盛り上がり、もうもう本当に熱狂の夕べでした。

もう、あの迫力と一体感。なんなんでしょう。金氏とシエナの息の合っている感じ、金氏の親しみやすく周りを引きこむような雰囲気がそうさせたのでしょうか。”アフリカンシンフォニー”を聞いた時には感動で涙がでました。そして、帰りには心が晴れやかになり、2,3歳は若返ったような気分になりました。

コンサートマスターなどベテランの方が基盤を固め、そして若き指揮者がぐいぐい先導する感じ。組織の中でも同じようなことが言えるのですが、現実社会ではリーダーシップを発揮する素敵な若きエースの姿を最近みかけてないせいか、もう指揮棒を振る金聖響さんの姿はとても素敵でした。

515aqifwffl__sl500_aa300__2 友人YRを駅まで送ったあと、車のウィンドを全開にして、お気に入りのジョアン・ジルベルトの”Chega De Saudade” のアルバムを聞きながら、涼しくなった夜風に吹かれながら走りました。贅沢な夜でした

最近、思います。いい音楽と質の高い読書、一握りの大切な友人がいるだけで、とても贅沢だと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月14日 (日)

『日はまた昇る』を再読

 沖縄から帰ってきてから、早2週間。楽しい旅でした。私にとっては4度目の沖縄でしたが、最後に行ったのが6,7年前なので、それから比べても、なんだがおしゃれな店も多くなったし、中北部にも夜遅くまでやってるスーパーも増えたし、便利で、やっぱりビーチ目的なら沖縄だと思ってしまいました。

 ここのところ、また読書熱復活。週1冊ペースを戻しつつあります。レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』という名作にで出会って、あれは単なる推理小説の域を超えた人間ドラマだと思います。

 その後、沖縄滞在の3泊4日で村上春樹著『国境の南、太陽の西』を再読。これについては3回目でしたが、2回目と4年もあくと全く違った感慨があったのが、不思議です。

 そして、この1冊。ヘミングウェイ『日はまた昇る』。

 以前読んだのはたぶん15年近く前だったと思います。今回、新訳版といわれるもので読みました。読んでいるときには、面白いなという程度で読んでいたんですが、読み終わってみると、やはり良かったと思わせる何かがあるのです。

 ご存じのとおり、アメリカの禁酒法の時代に自由を謳歌できたパリに過ごした主人公ジェイクとその友人たちがスペインの北部パンプローナのサンフェルミン祭に闘牛を見に行くことが描かれています。

 名作として知られているので、小説の良さをここで云々するつもりはないのですが、私はちょっと違う観点でこの本を素敵だなって思いながら読みました。それは主人公のジェイクは何においてもスマートに立ち振る舞いする人で、こういうところで人の粋さというのが決まるのだと思いました。仕事柄、旅についてよく考えますが、私の旅の概念を決定づけた1冊でもあると思います。こんな風に旅したいと思わせる旅スタイルのスマートさにあふれています。

 やはり、お勧めの1冊と言わざるえません。いつかはパンプローナのサンフェルミン祭へ。

                                         

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »