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2011年8月14日 (日)

『日はまた昇る』を再読

 沖縄から帰ってきてから、早2週間。楽しい旅でした。私にとっては4度目の沖縄でしたが、最後に行ったのが6,7年前なので、それから比べても、なんだがおしゃれな店も多くなったし、中北部にも夜遅くまでやってるスーパーも増えたし、便利で、やっぱりビーチ目的なら沖縄だと思ってしまいました。

 ここのところ、また読書熱復活。週1冊ペースを戻しつつあります。レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』という名作にで出会って、あれは単なる推理小説の域を超えた人間ドラマだと思います。

 その後、沖縄滞在の3泊4日で村上春樹著『国境の南、太陽の西』を再読。これについては3回目でしたが、2回目と4年もあくと全く違った感慨があったのが、不思議です。

 そして、この1冊。ヘミングウェイ『日はまた昇る』。

 以前読んだのはたぶん15年近く前だったと思います。今回、新訳版といわれるもので読みました。読んでいるときには、面白いなという程度で読んでいたんですが、読み終わってみると、やはり良かったと思わせる何かがあるのです。

 ご存じのとおり、アメリカの禁酒法の時代に自由を謳歌できたパリに過ごした主人公ジェイクとその友人たちがスペインの北部パンプローナのサンフェルミン祭に闘牛を見に行くことが描かれています。

 名作として知られているので、小説の良さをここで云々するつもりはないのですが、私はちょっと違う観点でこの本を素敵だなって思いながら読みました。それは主人公のジェイクは何においてもスマートに立ち振る舞いする人で、こういうところで人の粋さというのが決まるのだと思いました。仕事柄、旅についてよく考えますが、私の旅の概念を決定づけた1冊でもあると思います。こんな風に旅したいと思わせる旅スタイルのスマートさにあふれています。

 やはり、お勧めの1冊と言わざるえません。いつかはパンプローナのサンフェルミン祭へ。

                                         

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