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2015年1月24日 (土)

リスクについて考える

こんにちは。

先週末からまた高熱を出し、ダウンしていました。
やっと元気が出てきたものの、寒風にさらされると悪化しそうなので、今日は家から一歩も出ない予定です。

先日読んだ、堀古英司氏が書かれた「リスクを取らないリスク」(The Risk of Not Taking Risks)。

著者は毎朝見ているテレ東のモーニングサテライトに、たまにゲストで出演されています。先日も出演しておられ、以前から何回か拝見してましたが、キレがあり、分析と自信にあふれる話し方を目にして、この方はどんな方だろうと思っていました。amazonで調べると著書があったので早速、購入し読んでみました。著者は現在、ニューヨークでホリコ・キャピタル・マネジメントでLLC最高運用責任者として、世界の中心とも言える金融の現場でビジネスをされています。

リスクを取らないことが賢いというような風潮が日本にはあるのですが、この本ではそれだけが得策ではないということをわかりやすく、説得力を持って書かれています。

私自身、もちろんレベルや規模の違いはあれど、ここ数年、仕事において、”大きな仕事をしようとしたら、リスクを取らざる得ない”逆に言えば”リスクを取らずして、大きな仕事はできない”とずっと心に呟きながら来たので、この著者と同意見で、とても共感してしまいました。

この本の中でも、著者が日本の銀行の為替資金部で為替ディーラーとして配属されたときに、同じように為替ディーラーになってもポジション保有するということが仕事でもポジションを保有しようとしない人がいるわけで、人間にはリスクを取りたがらないという性質があるのは事実ですが、なんだかとてもうなづけるものでした。
為替ディーラーにおいてポジションを保有すること、私の仕事ではツアー企画して販売すること、そして、そこから利益を出すのが本来の仕事。でも、私の仕事もそのリスクを取ろうとする人が少ないのでした。

リスクについては様々な考え方があります。リスクを取るのが、正しいとかそういうことでなく、そういう考え方があるということ。

20年近く前なので、随分前の話ですが、私は広告代理店の営業マンだった時には取引先のリスク管理(いまから思えばリスク回避?)をしつこいほど上司に言わましたし、なにかリスクの予兆があれば、すぐに対応して負債を抱えないようにすることが先決でした。優れた営業マンはリスク回避をできることみたいなことも言われましたし、その置かれた立場によって、もちろんリスクとの向き合い方は違うのだと思います。

個々で言えば、転職することもリスクです。この本の中でも著者が銀行をやめるうえで、(転職しなければ)後で後悔することになるかもしれないリスクの大きさということを書いており、そういう考え方もあるのです。

ニューヨークの幼稚園のモットーのひとつが「リスクテイカーになれ」というのがあるとも書いてありましたが、これは全くの日本の教育にはない発想ですし、驚きです。

偶然にも、私自身最近、少しづつ以前とリスクについて考え方が変化していたので、改めていい機会を与えられたような気がします。

The_risk_2

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